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ディテール数ランク GP1位は東日本、京浜、中日本、京阪神、西日本すべてザイザル

公開日時 2011/04/04 04:02

市場調査会社アンテリオが提供する医師の記憶に残ったディテールを集計・分析する「Rep Track」データで、2010年12月~11年2月まで3か月間の累計ディテール数をランキングすると、HP、GPとも、全国トップは新規の抗アレルギー薬ザイザル(グラクソ・スミスクライン)となった。全国を東日本、京浜、中日本、京阪神、西日本――の5ブロックに分けてみても、GP市場でザイザルは全ブロックでトップを獲得した。ザイザルは10年12月に新発売した薬剤。本格的な花粉症シーズンを前に抗アレルギー薬のディテールが強化される時期に、ひときわ存在感を発揮した格好だ。


MRが医師にディテールをかけたとしても、医師がディテールを受けたと記憶に残っていなければ意味がない。そこでミクス編集部では、アンテリオの協力を得て、Monthlyミクス4月号から「医師の記憶に残ったディテール数ランキング」の連載を始めた。直近3か月間の累計ディテール数ランキングをHP市場(100床以上)とGP市場(99床以下)ごとに紹介するが、その際は全国ランキングに加え、5ブロックごとの集計結果も紹介する。Monthlyミクスでは基本的に上位5製品を掲載、ミクスonlineのプレミア会員向けに上位10製品を公開する。


今回の調査期間の10年12月~11年2月では、花粉症のほかに、▽インフルエンザ▽ARBとCa拮抗薬との降圧配合剤の長期投与制限の解除(10年12月)▽糖尿病治療薬(DPP-4阻害薬)ジャヌビア/グラクティブの長期投与制限の解除(11年1月――といった処方に影響を与える事象がいくつかあり、これらの影響も今回のランキングに反映されている。


なお、全国ランキングのトップ5製品は、HP市場では1位がザイザル、2位が慢性疼痛用薬リリカ(ファイザー)、3位が糖尿病治療薬ジャヌビア(MSD)、4位が降圧配合剤エックスフォージ(ノバルティス)、5位が降圧合剤レザルタス(第一三共)――。GP市場では1位がザイザル、2位がエックスフォージ、3位が降圧配合剤ユニシア(武田薬品)、4位がジャヌビア、5位が糖尿病治療薬グラクティブ(小野薬品)――となった。


上位10製品に関する詳細データはこちらから⇒ 

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