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新薬創出加算の加算額トップ3はGSK、アステラス、中外 厚労省試算

公開日時 2011/07/28 04:02

厚生労働省は7月27日、製薬会社ごとに新薬創出加算の適用で得た加算額を試算した資料を中医協・薬価専門部会に提出した。加算額が多かったトップ3はグラクソ・スミスクライン(GSK)、アステラス製薬、中外製薬で、いずれも50億円台だった。

この資料で加算額は、加算により薬価引き下げが緩和された相当額を、09年9月薬価本調査から得られた数量に乗じて「年間加算額」として算出。同薬価調査以降に変化した数量は反映しておらず、試算という位置付け。

それによると、加算適用品目数で最多の58品目を持つGSKが加算額が最も多く56.1億円。次いで30品目を持つアステラスの55.7億円、25品目の中外が54.3億円。GSKに次いで多い42の加算適用品目数を持つファイザーは49.5億円と中外に次ぐ額だった。

新薬創出加算は、厚労省からの未承認薬・適応外薬の開発要請に応えることが加算要件になっている。その点、加算額トップ4社の中で開発要請を受けた件数をみると、ファイザーの13件、中外10件、GSK9件、アステラス2件の順だった。加算額の多さと開発要請の数とはズレがあり、塩野義製薬は加算額3.9億円と上位社の1割以下の額でありながら、開発要請は12件に上った。

試算された加算額総額は702.1億円。それに対し、186の開発要請品目を製薬会社が全て開発した場合の費用は、製薬業界側の推計によると、3049億円、推計市販後調査費は830億円(同日、製薬業界側提出資料。製薬協27社集計分を基にした推計値)。同部会専門委員によると、開発費を年間あたりに換算すると750億円程度という。

これら資料は、来年度薬価制度改革に向けた検討の中で、10年4月から試行された新薬創出加算の影響を見るために提出されたもの。部会は同日、新薬創出加算の検証論議を1回目を行い、次回8月下旬の業界側ヒアリングを経て、9月、11月にも同加算の検証を行う予定となっている。業界側は同加算の恒久実施を求めている。

加算額の資料URL  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001jof9-att/2r9852000001joja.pdf

 

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