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MSD 新規機序のMRSA感染症治療薬キュビシンを22日に新発売

公開日時 2011/09/26 04:02

MSDは9月22日、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症治療薬キュビシン静注用350mg(一般名:ダプトマイシン)を同日に新発売したと発表した。1日1回、30分かけて静脈内に投与する。キュビシンは環状リポペプチド系抗生物質。グラム陽性菌の細胞膜に結合し、細胞機能不全を引き起こして細菌を死滅させるという新しい作用機序でMRSAに有効性を示す。

MSD(旧万有製薬)が2007年3月に創製元の米キュビスト社から日本の開発・販売権を取得した。その後、10年8月に承認申請し、11年7月に承認を取得、9月12日に薬価収載された。同剤は9月現在で世界73か国で承認されており、米国ではキュビスト社が、米国以外の地域はキュビスト社が提携する他の製薬企業が販売している。

MSDは、「キュビシンが今後の日本におけるMRSA感染症治療の新しい選択肢のひとつとなる」とコメントしている。

同剤の国内の適応菌種は、ダプトマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌。適応症は敗血症、感染性心内膜炎、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染――。薬価は350mg1瓶で1万3154円、1日薬価も同額。なお、MRSA感染症治療薬としては国内で初めて、「びらん・潰瘍の二次感染」の適応を取得した薬剤となる。

MRSAはメチシリンを始めとする多くの抗生物質に対して薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌で、主に接触感染で敗血症や感染性心内膜炎などを引き起こす。院内で検出される黄色ブドウ球菌のうちMRSAの占める割合は全体の約半数を超え、院内感染の起炎菌のひとつとして大きな問題になっている。


 

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