MSD シタグリプチンの特許権侵害訴訟で沢井製薬らが米関連会社の請求を全て「認諾」 訴訟は終結
公開日時 2026/02/04 04:51
MSDは2月3日、米MSD関連会社のMerck Sharp & Dohme LLCが沢井製薬とメディサ新薬に提起していたシタグリプチンの特許権侵害訴訟について、同社の請求を全て認諾して終結したと発表した。同社は、「我々の主張が全面的に認められた」と指摘。また、「このような研究開発を継続するためにも知的財産権の保護について適切な対応を続ける」と強調した。
米MSD関連会社は、2023年10月に沢井製薬らの「シタグリプチン錠」が特許第3762407号を侵害するとして特許権侵害訴訟を提起した。今回の特許訴訟は、「ジャヌビア錠」に基づき延長登録された特許権の効力が、沢井製薬らの無水物製剤にも及ぶか否かが争点となった。同社によると、約2年に及ぶ審理を終えた後に、沢井製薬らは、MSD関連会社の請求全てを「認諾」したと説明。延長登録された特許権の効力は沢井製薬らの無水物製剤にも及ぶとのMSD側の立場を全面的に認めたとして、今回の最終解決に至ったと説明している。