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旭化成ファーマ 週1回パッチ剤の骨粗鬆症薬を来年から治験開始

公開日時 2011/10/12 04:01

旭化成ファーマは10月11日、ヒト甲状腺ホルモン(ヒトPTH)の骨粗鬆症治療薬として週1回のパッチ製剤の臨床開発に着手すると発表した。来年から日本でフェーズ1を始め、15年ごろに承認申請に漕ぎ着けたい考え。9月に承認取得した週1回皮下注製剤テリボンの剤形を変えたもので、患者自身が簡便に自ら投与できるようにする。

発表によると、臨床開発することになったパッチ製剤は、これまでの針とシリンジが必要だった注射剤と違い、貼付面に0.2mmほどの微小な突起を介して、有効成分を迅速かつ効率的に届ける工夫がされた「経皮的微小突起薬物送達システム」が特徴。

米国のZosano Pharma社が開発したもので、2月に旭化成ファーマが独占的開発・製造・販売権を契約一時金750万ドルで獲得していた。今後開発の進捗に応じてマイルストンを最大2500万ドル支払う。販売されればロイヤリティも支払う。得意の整形外科領域の製品拡充を図るのが狙い。この薬剤はZosano社が米国で毎日投与製剤としてフェーズ2を終了しているが、日本では旭化成ファーマはテリボン同様、週1回製剤として開発することにした。


 

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