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家庭で血圧測定 ほぼ毎日が3人に1人 減塩意識にも効果 高血圧患者500人調査

公開日時 2012/09/28 04:00

ケアネットはこのほど、高血圧症患者500人に意識調査したところ、家庭で血圧測定する習慣があり、家庭血圧測定値をより重視している患者ほど、血圧コントロールが良好だったとの結果が得られたと発表した。家庭で血圧測定する習慣がある患者は減塩意識も高かった。一方、降圧目標を覚えている患者と覚えていない患者で、正常血圧の患者割合があまり変わらなかった。同社は「降圧目標を覚えているかどうかは血圧コントロールに影響していない」と分析している。

調査は同社とウェルビー社が8月31日~9月4日に共同実施したもの。調査対象は高血圧症で定期的に医療機関に通院している患者500人。患者属性は50歳未満が24.4%、50歳代が43.0%、60歳以上が32.6%――で、男性が82.8%。また、診察室収縮期血圧が140mmHg未満かつ家庭収縮期血圧が135mmHg未満(いずれも回答者の自己申告)の患者を「血圧コントロール良好者」と定義し、良好者は回答患者の49.7%を占めた。

家庭での血圧測定の頻度を聞いたところ、ほぼ毎日測っている患者は34.2%。1週間に1回以上測っている患者では53.2%と過半数を超えた。この1週間に1回以上測っている患者を「家庭血圧測定習慣のある患者」(以下、習慣のある患者)と定義すると、習慣のある患者では血圧コントロール良好者が53.8%、習慣のない患者では血圧コントロール良好者が43.5%となり、約10ポイントの差がついた。

また、習慣のある患者では減塩を心がけている割合が56.0%、習慣のない患者では同39.9%と約16ポイントの差がつき、血圧測定の習慣と減塩意識との間に関係性が見られた。

◎家庭血圧重視 患者3割、医師8割 次期治療GLでより強調へ

医療機関で測定する「診察室血圧」が正常範囲内である一方、夜間や早朝などに自分で測る「家庭血圧」が高くなる「仮面高血圧」が近年注目され、その対策の重要性が指摘されている。そこで、患者500人に「より重視する血圧値」を聞いたところ、「家庭血圧」との回答が31.8%、「診察室血圧」が28.8%、「どちらともいえない」が34.8%――だった。ケアネットは同様の質問を高血圧患者を診察している医師600人にしたところ、80.2%の医師が家庭血圧と回答した。

この結果について、自治医科大内科学講座循環器内科主任教授の苅尾七臣氏は、医師の8割が家庭血圧を重要視していて「安心した」とした上で、「家庭血圧測定は、医師任せにせず、生活習慣の改善に自己責任を持たせる第一歩と位置付けられている。『高血圧治療ガイドライン(JSH2014)』の作成が始まっているが、その中でも家庭血圧重視の高血圧診療はますます強調されることになるだろう」とコメントした。

 

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