ASCO Breast Cancer Symposium 2012
公開日時 2012/11/29 00:00
mTOR阻害剤高まる二次耐性後の有効性への期待求められる早期のバイオマーカー同定ホルモン受容体(HR)陽性/HER2陰性進行乳がん患者を対象にした臨床第3相試験の結果、高い有効性が示されたmTOR阻害剤。一方で、ベネフィットを受けやすい患者を特定する上で欠かせないバイオマーカーは同定されていないのが現状だ。ASCOBreastCancerSymposium2012でのWilliamJ.Gradishar氏(NotrhwesternUniversity)などの講演からmTOR阻害剤のベネフィットを受ける患者像を探る。(取材協力:医学ライター/リポーター中西美荷)HR陽性HER2陰性進行乳がんに対する標準治療はホルモン療法で、閉経後患者では、ファーストラインがアロマターゼ阻害剤(AI)、セカンド...