抗リウマチ薬 田辺三菱がチャネルミックスで存在感
公開日時 2013/05/31 00:00
本連載は、医師が医療用医薬品の情報に触れたチャネル(MR、ネット、講演会等)について毎月、その接触時間や処方インパクトなどを集計・分析するエムスリー社の「mx(MedicalChannelMix)」をベースにしている。“接触時間”と0~10点の11段階で評価する“処方インパクト”を掛け算して算出される数値を“処方影響力”と定義し、製品別に医師の情報源を探る。なお、mxの調査対象医師は約4000人。月の前半と後半の2週間ずつに割り振って調査している。関節リウマチ(RA)の治療は、この10年ほどで激変し、現在はRA治療の標準薬である免疫抑制剤メトトレキサートと各種生物学的製剤の併用が徐々に治療のメインストリームとなっている。今回はRAに適応のある生物学的製剤(以下、抗リウマチ薬)を取り上げる。医...