メルクセローノ 不妊症看護認定看護師への奨学金支援の継続決定
公開日時 2013/06/14 05:01
メルクセローノはこのほど、東京都内の聖路加看護大学看護実践開発研究センターで不妊症看護認定看護師教育課程を受講する看護師に対する奨学金の継続支援を決定した。不妊症看護認定看護師とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、不妊症看護において、患者やその家族を支援するために必要となる高度な看護技術と専門性を持つ看護師。同社によると、2013年現在で120人が活動しているが、日本には500超の不妊治療専門施設があり、認定看護師数が不足している。
日本では第1子出産平均年齢が30歳を超え、不妊治療による妊娠・出産の数は増加していくと予測されている。しかし、不妊治療は強いストレスにさらされることもあり、不眠やうつ状態になるケースも少なくないという。認定看護師は、不妊症に関する相談や不妊症に悩む方へのカウンセリング、不妊検査・治療に関する情報提供、セルフケアをサポートする。同社の奨学金で、約20人の認定看護師が誕生している。
同社は不妊治療領域の世界的リーダー。