悪性腫瘍編
公開日時 2013/12/27 00:00
注射薬のGE採用拡大が顕著筆頭はシスプラチン経口薬は先発優位厚生労働省は今春、後発医薬品(GE)の使用を促進する新たなロードマップを示し、GEへの置き換えが可能な医薬品市場で数量シェアを2018年3月末までに60%以上とする目標を掲げた。DPC病院では、12年4月~13年3月のGEシェアが39.9%と全体よりも進んできているが、悪性腫瘍の薬物治療におけるGE導入は緒についたばかりの段階で、注射剤から経口薬までのラインナップが揃ってきたところだ。メディカル・データ・ビジョン(MDV)の協力を得て、DPC病院の抗がん剤処方の実態を探った。抗がん剤GEの使用率2割主として入院患者に処方MDVが実施した調査の対象は、DPC病院39施設(うち地域がん診療連携拠点病院15施設)。直近3年間、2010年1...