ミクス医師調査 ジェネラルMRも専門MRもニーズ強まる
公開日時 2014/02/12 03:52
ミクス編集部は、いまだ十分に治療薬がない疾患やがんなどの専門性の高い医薬品の開発、上市が増え、医師のニーズも高度化、多様化している中で、どのようなMRの配置を望んでいるのかについて、エムスリーの協力を得て医師600人(診療所・病院各300人)を対象に調査した。製薬会社は、やや専門MR導入にシフトする傾向がみられるが、医師は、専門MR希望、ジェネラルMR希望とも約半数と拮抗した結果だった。
HPとGP別では、専門MR希望はHP医が多く、ジェネラルMR希望はGP医に多かった。2011年調査と比べるとジェネラルMR希望が41%→48%、専門MR希望が42%→48%と、それぞれニーズが強まる傾向がみられた。
ジェネラルMR希望の医師は、信頼の置ける1人のMRから広く効率よく情報提供を受けたいとの声が多い一方、専門MRを希望する医師は、専門性の高い情報を持って判断したいとのニーズが強かった。いずれの医師も専門性の高い医薬情報は必要としているが、必要になった時の対応がカギで、ジェネラルMR派には、学術部隊のバックアップを強く求めている。
詳しい調査結果はMONTHLYミクス2月号(2月1日発売)に掲載した。→
こちら