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【World Topics】テロメア診断のニュー・ビジネス

公開日時 2015/03/30 03:50

遺伝子解析技術の実用化が急ピッチで進められている米国で、注目を集めているニュー・ビジネスがある。 (医療ジャーナリスト 西村由美子)

テロメアは染色体末端部分の構造で、染色体末端を保護する役割があり、その短縮が細胞の老化にかかわることで知られている。最近の研究により、テロメアの長さは、遺伝的要因とともに、継続的なストレスや、健康に関わるライフスタイル(たとえば運動や食事)によっても影響を受けることが明らかになり、さらに長さの変化などから老化に関連しておこる疾病の発症を予測することができると考えられるようになった。

注目のニュー・ビジネスは、このような研究成果に基づき、テロメアの長さを測定・解析するサービスを広く一般向けに実施し、個々人の データを蓄積し、将来の個別化医療、個別化ウェルネスなどにつなげていこうという解析・記録サービスである。奇しくも東西両海岸で、永らくこの分野の研究 をリードしてきた経験豊かな研究者がビジネスをスタートさせた。

東海岸のスタートアッップは、マサチューセッツ州ボストン郊外にハーバード大学のゲノムプロジェクトを率いてきたGeorge M. Church と共同創業者Preston Estepによって2010年に創設されたTeloMe社http://www.telome.com 。西海岸はノーベル賞受賞者にしてUCサンフランシスコ、UCバークレー等々の研究をリードしているElizabeth Blackburnが、2009年にCalvin Harleyとともにスタンフォード大学の隣町メンローパーク市に創設したTlemore Diagnostics社である。

http://www.telomehealth.com/index.html 


両者ともテロメアの長さを測定する技術によるバイオマーカー・テストの一般経の普及をめざしており、一般向け遺伝子解析サービスの先駆である23andMe同様、まずは研究および開発段階の大量データの蓄積にとりかかったところだ。

 

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