医療機関の赤字改善と社会保険料引下げ圧力の相反する命題に答える改定
日本医師会 松本 吉郎 会長
公開日時 2026/03/01 00:00
2026年度診療報酬改定病院機能を評価する急性期病院A/B一般入院料を新設「2026年度診療報酬改定は、医療機関の赤字を改善するために改定率も必要だが、社会保険料を引き上げることはできないという相反する命題に答えを出す必要があった」-。日本医師会の松本吉郎会長は本誌取材にこう語った。賃金・物価対応が焦点となる中で、26年度診療報酬改定は本体プラス3.09%という30年ぶりとなる大幅なプラス改定が実現した。個別改定項目では、急性期入院医療では、病院機能を評価する急性期病院A/B一般入院料が新設されたことも注目を集めている。地域医療構想で示される“急性期拠点病院”を先取りしたようにも映るなかで、「救急搬送が三次救急に集中してしまい、二次救急を支えてきた民間の中小病院に影響...