地域医療ささえる薬局像…広域大手チェーンか、地域密着中小薬局か?
公開日時 2015/09/30 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●西東京市周辺で9店舖展開の田無薬品、5店舗が在宅対応、市域在宅調剤の2/3支援と健闘●薬局薬剤師は生涯学習・年1回は学会出席が社長方針、薬剤師法改定・薬学的知見で指導義務を先取り厚労省は地域包括ケア展開に向け、昨年の薬剤師法改正やかかりつけ薬局推進で、薬剤師・薬局の戦力アップに力を入れる。それを担う薬局は門前展開に注力する広域チェーン薬局か、街中に展開する中小地域薬局か注目される。田無薬局は西東京市を核に9店舗を営むミニチェーンだ。しかし地域医療の向上を目指す薬局運営と、20数年前から取り組んでいる在宅調剤で、地域連携に力を入れる。薬学博士号を持ち、大学教員、地区薬剤師会理事や地域包括ケア・地域保健医療推進などの幅広い活動を展開する伊集院一成社長...