支店長がエリア戦略を策定地域完結型医療に柔軟・迅速に対応エリアでPDCAまわす高齢化社会が一段と加速する2025年を見据えて医療提供体制の見直し作業が本格化し、これまでの施設完結型医療から地域完結型医療にシフトする方向が明確になった。この医療環境の変化にどのように対応するかが製薬各社の大きな課題となるなか、協和発酵キリンは08年の設立以来、初めてとなる営業体制の大幅な再編を10月に実施する。今回の再編のポイントはエリアにおけるPDCAをまわせる組織にすること。そこで同社執行役員・営業本部エリア戦略部長の曽根川寛氏に９月10日、本社（東京都千代田区）で新体制の詳細やねらいを聞いた。顧客と同じ目線で活動現場力で差別化――営業体制再編の背景や理由を教えてください。曽根川氏2025年に到来する超高齢...