ARB単剤・配合剤 アイミクスHDが存在感 ネットチャネルで
公開日時 2015/10/31 00:00
メガマーケットであることに加え、最近ではディオバン、ブロプレスの不祥事や両薬剤のGE登場など、話題に事欠かなかった降圧剤ARBの直近の市場動向を、配合剤も含めて今回は俯瞰してみる。最新15年9月の全チャネル合計の処方影響力は、配合剤のアイミクスを筆頭に、オルメテック、ミカルディス、アバプロ、アジルバ――の順となった。アイミクスは、大日本住友製薬にとってアバプロと並ぶ戦略品で、インターネットの影響力が大きい。医師コメントを参照すると、同社が販売し、ARB登場前は降圧剤として売上、数量ともトップ製品だったCa拮抗薬アムロジピンの含有量の多い「アイミクス配合錠HD」の優位性をキーメッセージにしている模様だ。一方、ARB単剤のみで見れば、かつて市場シェア上位を占めていたディオバン、ブロプレスがGE登...