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【World Topics】脳震盪

公開日時 2015/11/06 03:50

クリスマスに封切られるウィル・スミス主演の映画 ”Concussion(脳震盪)”が話題だ。テーマはCTE (Chronic Traumatic Encephalopathy)。 アスリートに多く見られる脳障害である。(医療ジャーナリスト 西村由美子)

https://www.youtube.com/watch?v=Io6hPdC41RM

CTEは、 脳震盪をおこすような 頭部への激しい衝撃を繰り返し受けることでおこる。古くは1920年代からボクシング選手に関する症例がレポートされているが、近年の研究で、同様の症例が、フットボール選手など多くのアスリートの間に、また一般にも見いだされることが明らかになってきた。

頭部に激しい衝撃を繰り返し受けることで脳組織に編成がおこり、記憶障害、意識の混濁、判断力の低下、衝動制御障害、怒りや抑うつの発作、認知症などが引き起こされるのがCTEだ。このCTEがさまざまなスポーツに起因するという事実が、アカデミックにも社会的にも同定され、認知されるまでには、 法病理学者Dr. Benett Omaluの、CTEとスポーツの因果関係を否定しようとするスポーツ業界を相手取った、長く困難な闘いがあった。映画はそれを描いている。

CTEが社会的に認知されるまでには、CTEに苦しんだフットボール選手が何人も 自殺しており、その多くが「自分の脳を研究に役立ててほしい」と遺書に記して、脳を傷めない方法を選んで自死し、さまざまな研究所に献体されている。

米国では、現在、脳研究は大統領直下の重点研究テーマである。
https://www.whitehouse.gov/share/brain-initiative

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