医師と製薬企業とのコミュニケーションは新たなステージへ 後編
公開日時 2016/01/31 00:00
多様化するステークホルダーへの情報提供経済団体、保険者、自治体、医療関係者との連携を本座談会の前編では、2016年から本格的な環境整備が進むリアルワールドデータの利活用について議論した。その中で製薬企業なども代理機関を通じ、データの活用にも一歩前進するとの見通しも示された。座談会後編では、こうした医療ビッグデータをいかに活用することができるか、診療現場、患者、企業それぞれの立場が取り組む課題についてディスカッションした。増えるステークホルダー、変わる役割分担沼田:医療等IDの振り出しやパーソナルデータの流通を担う代理機関の創設、個人情報保護法の精緻化など、リアルワールドデータの活用基盤は着実に整備されつつある。製薬企業にとっては、ここへどう入りこむかの戦略が重要だ。石見さんの会員制サイトでは...