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ノボ・ベック新社長 中期的に年2~3%成長見込む 経口GLP-1フェーズ3に

公開日時 2016/04/22 03:51
ノボ ノルディスク ファーマのオーレ ムルスコウ ベック社長は4月21日、都内で1月の就任後初の記者会見を行い、新製品を中心にした売り上げ増で中期的には年2~3%の成長を見込んでいることを明らかにした。主力の糖尿病領域の次期戦略品として新たなGLP-1アナログ製剤を挙げた。具体的には経口の1日1回製剤(一般名:semaglutide、開発コード:NN9924)、注射の週1回製剤(同、NN9535)、持効型基礎インスリンのインスリンデグルデク(国内製品名:トレシーバ)とGLP-1アナログのリラグルチド(ビクトーザ)の配合剤(NN9068)――で、いずれも日本を含む国際共同フェーズ3試験の段階にあると説明した。
 
同日発表した2015年業績によると、売上高は14年実績より6%増の約890億円(決算ベース)だった。特化している糖尿病、血友病、成長障害の全ての領域が増収に貢献。売上の6割を占める糖尿病領域では14年より6.4%増だった。持効型の基礎インスリン(ベーサルインスリン)のトレシーバがベーサルインスリン市場の約30%の金額シェアを獲得、トレシーバの成分と超速効型成分を配合したインスリン製剤ライゾデグの15年12月の発売に加え、GLP-1アナログ製剤のビクトーザが堅調に伸長したことが寄与した。
 
ベック社長は、中期的にもこれら新製品のほか、重点領域の成長を図ることで、事業拡大に取り組むと表明。今後見込む年2~3%の成長は「大丈夫だと思っている」と自信を見せた。MR数については、今後の計画は明かしていないが、4月現在(新卒含む)576人と、前年より約50人増やしている。
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