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Meiji Seika・小林社長 CNS領域のリーディングカンパニーへ 新薬、GEで多様な治療提案行う

公開日時 2016/05/31 03:51

Meiji Seikaファルマの小林大吉郎社長は5月30日、東京都内で開いた記者懇談会で、統合失調症治療に用いる非定型抗精神病薬シクレスト舌下錠(一般名:アセナピン)を26日に上市したことを受けて、「16年度は当社の成長戦略上、エポックメイキングな年。中枢神経系(CNS)領域のリーディングカンパニーになるための第一歩のスタートをきった」と述べた。抗うつ薬と抗精神病薬で構成するCNS領域市場で、同社は現在、日本イーライリリーや大塚製薬に次ぐ売上シェア3位だが、18年度にシクレストを中心にシェアトップを目指す。

シクレストは多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)に分類される薬剤で、統合失調症治療薬で初の舌下錠となる。MARTAは一般的に体重増加や血糖上昇が課題となるが、シクレストはこれらの安全性面に優れることが特長のひとつとなっている。また、既存薬では有害事象の軽減のため、初回投与から維持用量まで漸増して用いるが、シクレストは初回投与時から維持用量で治療できる。

小林社長はこれらの製品特性から、「シクレストは即効性が期待でき、統合失調症急性期の新しい選択肢となる新薬」と紹介した。同社はピーク時に売上385億円と見込んでいる。

統合失調症の適応を持つ非定型抗精神病薬市場の売上上位製品はジプレキサ(日本イーライリリー、MARTA)、エビリファイ(大塚製薬、DSS)だが、ジプレキサは16年度、エビリファイは17年度に特許切れするといわれている。競合薬の特許切れはMeijiが目指すシェアトップには追い風となる。Meijiはジプレキサ、エビリファイの後発品(GE)も販売する計画。このねらいについて小林社長は、「CNS領域では、患者によって薬の効き方が全く異なる。複数の製品ラインナップがなければ、最適な治療提案ができない」と強調し、多様な情報提供・治療提案を実現してプレゼンスを発揮するため、新薬とともにGEも手掛けると語った。

このほか、抗うつ薬市場、全身性抗菌薬市場でもシェアトップを目指す。15年度時点で抗うつ薬は売上292億円、シェア18.3%で第2位、全身性抗菌薬は同390億円、12.8%で、同じく第2位となっている。

■CNS専任MRは現在220人 17年度250人体制へ増員

同社では17年度までにMR900人体制、このうちCNS専任MRは250人体制にする計画をたてている。梅木祐仁・医薬営業本部長は懇談会で、MRは現在860人体制、CNS専任MRは220人体制と説明し、「今後1年半で計画通りの体制にしたい」と語った。なお、このMR数とは別に「チームマネジャー」というプレイングマネジャーのMRが全国に83人いることも明らかにした。若手MRが多いことが、その背景にある模様だ。

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