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帝人 ボツリヌス毒素製剤を導入 まず上肢・下肢痙縮の適応で開発 脳卒中の包括的ソリューションの一環

公開日時 2017/10/13 03:51

帝人は10月12日、独メルツが創製したA型ボツリヌス毒素製剤「Xeomin」(海外名)の日本での共同開発・独占販売権を取得したと発表した。医療用薬として期待される全ての適応症が対象で、まずはメルツ社が日本でフェーズ3を進めている上肢・下肢痙縮に対する開発を進める。開発・販売は帝人ファーマが担う。承認申請時期のめどは開示していない。

痙縮は、脳卒中など脳血管疾患の後遺症としてもみられ、同剤で痙縮による運動制限を和らげ、帝人ファーマの「上肢用ロボット型運動訓練装置ReoGo-J」といった片麻痺のリハビリ機器や歩行神経筋電気刺激装置「ウォークエイド」を用いることで、リハビリの効果向上につなげたい考え。また、慢性期脳梗塞を適応症とする「SB623」、急性期脳梗塞を適応症とする「JTR-161」といった再生医療等製品の開発も進めており、「脳卒中の発症から予後までの包括的なソリューションの提供」を目指している。今回の導入もこの取り組みの一環。契約に伴う契約一時金など経済的条件は非開示。

「Xeomin」は、2005年に医療用薬として欧州で最初に承認されて以降、既に米国を含む世界50か国以上で販売されており、欧米においては上肢痙縮、痙性斜頸、眼瞼痙攣が適応症という。

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