Meiji パーキンソン病薬サフィナミドの国内フェーズ2/3で主要評価項目達成 18年中に申請
公開日時 2018/02/05 03:50
Meiji Seikaファルマはこのほど、パーキンソン病患者を対象として実施した「ME2125」(一般名:サフィナミドメシル酸塩)の国内フェーズ2/3で主要評価項目を達成したと発表した。試験結果を受け、2018年中に日本で承認申請する予定。
2月1日の発表によると、試験では、レボドパの効果持続時間が短くなる「ウェアリング・オフ現象」を持つ日本人患者を対象に、レボドパ併用時におけるサフィナミドを1日1回50mgまたは100mgを24週間経口投与したときの有効性、安全性をプラセボと比較した。主要評価項目として治療期24週後における1日平均オン時間のベースラインからの変化量をみたところ、サフィナミド50mg投与群、100mg投与群はプラセボ投与群に比べ、それぞれ統計学的に有意なオン時間の延長を示したとしている。