肺がんをテーマとしたソーシャルリスニングデータの考察
公開日時 2018/02/28 00:00
トランサージュ株式会社代表取締役瀧口慎太郎電通アイソバー株式会社データデザイン&マネージメント部長小田良華株式会社電通メディカルコミュニケーションズ代表取締役社長小林球一前回は、プライマリ領域の疾患として片頭痛を例に、PatientReaderTMを用いてソーシャルリスニングを考察した。片頭痛においては、投稿者の多くが自ら頭痛を非常に意識しながら未受診のままで、片頭痛と語りながらも緊張性頭痛など他疾患と考えられる症例も多かった。さらに精神不安やQOLへの影響は大きく、疾患や治療効果啓発のポテンシャルが強く示唆された。連載4回目の今回は、スペシャリティ領域の疾患として肺がんを例に、マーケティングへのヒントとなるデータを紐解いてみたい。肺がんについてわが国の死亡原因疾患はガンが第1位だが、その中...