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フィリップス アルムと救急医療ソリューション強化で資本業務提携

公開日時 2018/11/06 03:50

フィリップス・ジャパンはこのほど、医療関係者間のコミュニケーションアプリ「Join」を提供するアルムと、急性期の革新的なコネクテッドヘルスケアソリューションの共同開発で資本業務提携したと発表した。アルムの有するモバイル診断ソリューションと、フィリップスが得意とする蘇生・救急医療領域での製品開発を推進する。今回の業務提携に際し、フィリップスはアルムの少数株主持分を取得した。


コネクティッドヘルスケアとは、オンライン診療やIoTを活用し、患者一人ひとりに見合った包括的なケアを提供するもの。フィリップスは蘇生・救急医療のグローバルリーダーとして、発生した緊急事態に迅速かつ効果的に対応できるサポートツールをこれまで開発してきた。具体的には、自動体外式除細動器(AED)や、生体情報モニタリングシステム、データ管理ソリューションなどを提供している。

 

一方、アルムは、緊急時に脳卒中患者の状態を評価し、現場の救急車と救急隊員を支援するスマートフォンアプリ「Fast-ED」のほか、救急支援と医療記録を目的としたアプリ「MySOS」がある。MySOSは、救急医療機関がより高い生存率を達成できるよう支援し、地域社会の自助プラットフォームを提供し、医療処置のコストを削減できる。

 

◎アルムのプラットフォームに、フィリップスのサービスを補完、拡張

 

今回の業務提携により、アルムが有する救急医療、モバイル診断ソリューション、ホームケアのための新世代技術と医療コミュニケーションプラットフォームに、フィリップスのサービスを補完し、拡張する。

 

フィリップス・ジャパンの堤浩幸社長は、「アルムと強固な協業体制を構築し、日本国内で適用されるソリューションの開発を加速したい」と強調。アルムの坂野哲平社長は、「臨床アウトカムとワークフロー効率を改善し、すべてのステークホルダーが実感できるベネフィットを実現したい」と述べた。

 

 

 

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