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大原薬品 新規の肉腫治療薬を開発へ 全薬工業から導入

公開日時 2019/05/10 03:50
大原薬品は5月9日、全薬工業が開発してきた新規化合物を導入し、主に小児の肉腫の治療薬として開発を進めると発表した。20年度中に日本でフェーズ1または2から実施する。

小児や若年者に多く、治療法が限られる染色体転座陽性のユーイング肉腫、胞巣型横紋筋肉腫、滑膜肉腫の治療薬を目指す。肉腫は、外科切除、放射線治療をまず行うが、転移、進行、再発した場合は化学療法が中心となる。同剤により治療選択肢を増やしたい考え。

全薬工業が開発を進めていた新規化合物は同社が合成したもの。がん研究会がん化学療法センターでがんの増殖・生存に中心的な役割を果たすホスファチジルイノシトール-3 キナーゼ(PI3 キナーゼ)を阻害する物質であることが見出されたという。米国での臨床試験では4人の肉腫患者のうち2名で⾧期の病勢安定が得られたとしている。

大原は、全世界でのこの化合物の「特許」「出願中特許に係る特許を受ける権利」を譲り受け、開発を引き継ぐ契約を4月19日付で全薬工業と締結した。契約一時金など、対価は非開示。

大原は小児がんを重点領域としている。現在、承認を取得したものの、安定供給上の問題で薬価収載を見合わせている急性白血病、悪性リンパ腫の治療薬・アーウィナーゼ筋注用(一般名:クリサンタスパーゼ)がある。神経芽腫、脳腫瘍の治療薬を開発中で、今回の導入品を含めると開発品は5品目となる。
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