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英NICE Iluvienをぶどう膜炎治療薬として推奨

公開日時 2019/07/01 03:50
英国立医療技術評価機構(NICE)は6月20日、Alimera Sciences社の硝子体内埋め込みステロイド剤Iluvien(フルオシノロンアセトニド)について、非感染性後部ぶどう膜炎の治療薬として推奨するガイダンス(最終評価報告書)を公表した。

臨床試験では、非感染性後部ぶどう膜炎患者の視界を明瞭にすることが示され、再発も予防した。同剤埋め込み術は効果が3年持続する。フルオシノロンアセトニドの1回の埋め込み用量は、0.19㎎である。同剤は、欧州では非感染後部ぶどう膜炎のほか、すでに糖尿病性黄斑浮腫(DME)の適応で薬事承認されている。

同剤のNHSリスト薬価は、埋め込み1回につき5500ポンド(74万8000円、1ポンド=136円換算)である。実際に当該企業からNHSに提供される価格は、割引が合意された価格である。

Alimera Sciences社は、2003年6月に設立された米バイオベンチャーで、眼科用薬の研究開発に特化している。同剤は、同社の持つ独自のContinuous Microdosing技術によって有効成分が硝子体内においてμg未満の微量で徐々に放出することを可能にした。

非感染後部ぶどう膜炎は、コルチコステロイド注射剤、免疫抑制剤あるいはデキサメタゾン埋め込みとアダリムマブの併用などで治療されている。しかし、身体的・経済的だけでなく、頻繁に通院が必要であることなどによる患者負担が指摘されてきた。

NICEのMeidert Boysen医療技術評価センター(CHTE)長は、同剤の承認を通じ、「患者負担を軽減しながら非感染ぶどう膜炎を一貫してコントロールする新たな治療選択肢を患者に提供する」と同剤の推奨を歓迎した。

ぶどう膜炎の症状は、眼痛、眼の充血、視覚障害、光過敏症および頭痛など。同疾患を治療しないで放置しておくと、緑内障、白内障、嚢胞様黄斑浮腫など重篤な疾患や失明に至る恐れがある。英国では、約8500人が非感染性ぶどう膜炎に罹患しているという。
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