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アムジェン・スギノ社長 日本でのリーディング・バイオファーマの地位獲得に意欲

公開日時 2020/04/03 04:52
アムジェンのスティーブ・スギノ社長は4月1日、米アムジェンの完全子会社として始動するのにあたり、Web記者会見に臨んだ。スギノ社長は、「これから上市される新薬の80%がファーストインクラス」と述べ、胸を張った。また、過去から未来への道のりを三段跳びの戦略(TRIPLE JUMP STRATEGY)に見立て、アステラス・アムジェンを設立した2013年を“ホップ”、アムジェンとして始動する現代を“ステップ”、同社のグローバル製品で日本市場におけるリーディング・バイオファーマの地位を獲得する2022年以降を“ジャンプ”と位置づけた。

◎「いますべての準備が整い、アムジェンが始動する」

アステラス製薬との合弁会社としてアステラス・アムジェン・バイオファーマ(AABP)が設立されてから7年、「いますべての準備が整い、アムジェンが始動する」-。スギノ社長のメッセージには新たなフェーズへの挑戦と日本市場での成功に並々ならぬ想いが込められていた。

米アムジェンは世界規模のバイオテクノロジー企業へと成長を遂げた。時価総額で約1200億USドル、世界の製薬企業ランキングでも第6位に入る。日本市場では30年超の実績があり、2013年までは日本の製薬企業(協和キリン、第一三共、武田薬品、小野薬品など)とのパートナーシップを重んじてきた。そのフェーズが変わるタイミングは2013年にやってくる。アステラス製薬との合弁会社AABPを設立し、国内初のPCSK9阻害薬レパーサや、再発又は難治性B細胞性急性リンパ性白血病治療薬ビーリンサイト、骨折の危険性の高い骨粗鬆症薬イベニティなどを手掛けた。これら3製品については、4月以降もアステラス製薬が流通・販売を担当し、アムジェンとの両社でプロモーションを行うことになっている。

◎日本の優先順位が高い アジア・太平洋地域での成長を牽引

スギノ社長は、アムジェン全体の成長の中で、アジア・太平洋地域の成長が著しいことを強調した。その上で、「グローバル的には日本と中国にフォーカスしている。特に日本の優先順位が高い。特に我々のオペレーションやオポチュニティーを考えると大きな機会がある」と強調した。
スギノ社長がこの日のWeb会見で強調したTRIPLE JUMP STRATEGY-。その“ステップ”に位置づけられる2021年までのミッションは、すばり、「同社の全製品をマーケット・リーダーに伸し上げること」-。会見でスギノ社長は、「重篤な疾患と闘う患者さんを我々の社員総勢600名で支えることにある」と言い切った。加えて、「8割以上がファーストインクラス」というパイプラインの日本国内での開発のギアをさらに一段階高める考えを明らかにした。

◎米国と同じタイミングでフルパイプラインを提供する

同社のパイプライン開発を着実に進めることで、最終フェーズとなる2022年からの“ジャンプ”に備えるという戦略をスギノ社長は披露した。その最終形で描く姿とは-。高齢化の進展が日本の医療システムに大きな影響を与えていることに共感した上で、「米国と同じタイミングでフルパイプラインを日本の患者に提供する。これこそが日本の医療システムのパートナーとなり得ることである」と述べ、その時こそが国内リーディング・バイオファーマとしての地位を得る時に他ならないとの認識を示した。

アムジェンのミッションである「患者さんのために、今できるすべてを」の実現を確実視するスギノ社長の熱い想いが、この日の会見から伝わってきた。
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