米・アレクシオン 2150万ドルの和解金でSECと合意 日本含む外国腐敗防止法違反疑惑で
公開日時 2020/07/06 04:50
米・アレクシオンは7月2日(現地時間)、米国証券取引委員会(SEC)に対して、2150万ドル(約23億円)を支払うことで和解に合意したと発表した。外国腐敗行為防止法によるもので、「SECの調査結果を認めたり否定したりしない」としたうえで、和解金を支払う。同社は日本やブラジル、コロンビア、ロシア、トルコにおいて、aHUS治療薬・ソリリスの販売促進などをめぐり、会計業務やコンプライアンスなどについて、外国腐敗行為防止法違反の疑いがあるとして、SECが2015年から調査を進めていた。
同社は、「我々は、確立された文化とリーダーシップを誇りに思っている。そして、コンプライアンスと誠実な行動への継続的な取り組みの上に構築され、希少で壊滅的な人々の生活を変革するという私たちの使命を果たす、約束された未来を楽しみにしている」とコメントしている。