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パテント・リザルト 「他社牽制力ランキング2019」を発表 独・メルク、バイエル、ロシュが上位に

公開日時 2020/07/31 04:50
特許分析・調査を事業とするパテント・リザルトは7月27日、2019年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を集計した「医薬品業界・他社牽制力ランキング2019」を発表した。それによると最も引用された企業は、独・メルクで特許件数は393件、第2位はバイエルの337件、第3位はロシュの322件となった。国内企業では武田薬品が209件で7位にランクされたほか、大塚製薬が161件で10位に入った。この集計を行ったパテント・リザルトは、「直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになった」としている。

他社牽制力ランキングは、特許庁に特許出願され、2019年12月までに公開されたすべての特許のうち、2019年1月~12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出したもの。

ランキングをみると、独・メルク、バイエル、ロシュが上位を占めた。これに次ぎ4位はファイザーで特許件数は293件、5位はノバルティスの271件、6位はグラクソ・スミスクラインの216件、7位は武田薬品の209件、8位は米・メルクの186件、9位はブリストル・マイヤーズスクイブの177件、10位は大塚製薬の161件となった。

独・メルクの最も引用された特許は、「化合物および有機エレクトロルミッセンス素子」に関する技術。半導体エネルギー研究所の4件など、計7件の審査過程で引用された。「T細胞機能不全疾患及び癌の治療のための抗PD-L1抗体」に関する技術などが引用された件数の多い特許としてあげられた。バイエルの最も引用された特許は「情報層中に吸光性化合物としてメロシアニン色素を含有する光学データ記録媒体」で、計5件の審査過程で引用された。「粘性を低下させたポリ硫化アリーレン」に関する特許や、「ヒト組織因子経路インヒビターの特定のエピトープに結合する単離されたモノクローナル抗体」に関する特許の引用件数が多かった。

ロシュの最も引用された特許は「ヒトCSF-1Rに対する抗体の併用療法」に関する技術などで、大日本住友製薬の「WT1抗原ペプチドおよび免疫調節剤の併用」関連特許の審査過程などで引用されている。2019年にロシュの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はジェネンテック(8件)、アムジェン(6件)と続いている。

武田薬品の引用件数が多い特許は「骨粗鬆症などの治療に有用なヒト副甲状腺ホルモンを含む薬学的製剤」、「喘息及びCOPDをより効果的に治療する方法」など。大塚製薬の引用された件数が多い特許には、「コンディショニング効果を有する頭皮頭髪洗浄用組成物」、「中枢神経疾患を治療するための組合せ薬剤」などがあった。


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