独メルクは7月3日、日本法人の代表取締役社長およびシグマアルドリッチジャパン合同会社社長職務執行者に、杉瀬純・サイエンス＆ラボソリューションズ事業本部長が就任したと発表した。７月1日付。代表取締役社長兼シグマアルドリッチジャパン合同会社社長職務執行者を務めていたクリストファー・トーマス氏は6月30日付で退任した。同社広報によると、「一身上の都合」としている。

杉瀬氏は1999年に日本ミリポア（現メルク）に入社。ライフサイエンス・ビジネスのラボウォーター事業部長や、サイエンス＆ラボソリューションズセールス事業部長などを歴任。25年6月からサイエンス＆ラボソリューションズ事業本部長を務めており、社長就任後も兼務する。

杉瀬氏は就任にあたり、「日本において確立してきたサプライヤーとしての貴重な基盤を継承しつつ、サイエンスの力を結集して生命と健康の新たな未来を創造することに全力を尽くす。日本の医薬品・バイオ医薬品企業、学術研究所、研究者の皆様に一層の貢献ができるよう、日々努力を重ねていく」とコメントを寄せた。