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ファルフィールド・山口社長 初期2年間の黎明期から5年目以降の飛躍期へ 3倍~5倍の成長に意欲
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ファルフィールド・山口社長 初期2年間の黎明期から5年目以降の飛躍期へ 3倍~5倍の成長に意欲
公開日時 2021/01/08 04:52
ファルフィールド
山口司
PMS事業
メディパルホールディングス
メディセオ
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メディパルホールディングスの100%出資会社「ファルフィールド」の山口司代表取締役社長は本誌取材に応じ、製薬企業からPMS、臨床研究・治験を幅広く受託し、新たな収益事業に発展させる考えを表明した。同社は昨年10月1日に設立され、1月1日から事業をスタートさせた。山口社長は、今後2年間を「黎明期」、3年目を「成長期」、4年目を「変革期」、5年目以降を「飛躍期」と位置づけ、まずはCRO業界でクオリティ№1を目指す考えを明らかにした。業績予想については、「ゼロからのスタート」としながらも、「会社設立以降、受託件数も増え、手ごたえを感じている」と述べ、3倍から5倍の成長に挑戦したいと強い意欲を示した。
ファルフィールドは、メディパルHDの連結子会社であるメディセオ、エバルス、アトルのPMS事業を承継した。今後は治験や臨床研究の受託事業にも力を入れる方針だ。従業員数は60人弱、うちモニターが約50人を占める。モニターはMR認定資格や薬剤師免許を有し、全員がCRAの資格取得を目指すという。モニターは全国のエリアに配置するホームオフィス制を採用。担当施設への即時対応など機動力の発揮に視点を置いた体制を組んだ。
◎現場を知り尽くしているからこその信用・信頼を築く
山口社長は、直前まで武田薬品の札幌・横浜の支店長を歴任するなど、今回のビジネス顧客である製薬企業の現場ニーズを知り尽くしている一人だ。山口社長は、最初の2年間を「黎明期」と位置づける。「もちろんメディパルグループとしてこれまでも信用・信頼を築き上げてきたが、新しい会社で事業を開始するということになるので、まずはこの2年間、しっかりと業界の中での立ち位置を固めていきたい」と初期段階での抱負を語ってくれた。
◎質やクオリティで№1を目指す
3年目は「成長期」-、山口社長は強調する。「3年目くらいから臨床開発など治験から医師主導臨床研究までの事業を進めたい。もちろんPMS事業も幅広く受託していく」と強調。4年目は「変革期」として、PMS事業、治験、臨床研究のそれぞれの事業の収益性や安定性などの基礎固めに充て、5年目以降の「飛躍期」に結び付けたい考えを披露した。この時に想定する姿について山口社長は、「しっかりとした質(クオリティ)の部分とレピュテーションに力を入れていく。CRO業界で質やクオリティで№1を目指したい」と強調。さらに「従業員からみれば働き甲斐のある会社であり、働き続けたいと思える会社を目指す。また社会からは信頼される会社であり、必要とされる会社を目指していきたい」と述べた。
◎本体と分離することで幅広い受託も可能に
山口社長はPMS 事業等を製薬企業から受託する意義に触れ、製薬各社のMR数が減少する中で、PMSに対する考え方に変化が見られ、「外にアウトソーシングした方が良いと判断する製薬企業もでてきた」と指摘する。一方でファルフィールドとして製薬企業からPMS事業などを受託する意義については、「(卸事業)本体と分離することで、メーカーから幅広く受託される可能性がある」との認識を示した。
このほか同社のモニターについては、ホームオフィス制を採用し、東日本、首都圏、近畿・中日本、西日本の全国4つのエリアにそれぞれ配置したことを明かしてくれた。「エリアに張り付くことで、機動力を発揮できる」という。「企業から受託したものを期日内にしっかりやり遂げる組織体制を持つことは強みであり、質という意味で評価頂けるのではないか」と強調する。また、「質」については、モニターのCRA資格取得や英語検定なども視野に入れたトレーニングを行う方針を示し、「質の見える化に努めたい」との認識を披露した。
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