インタラクティブソリューションズは4月23日、医薬営業のＤＸを実現する「Interactive-Proクラウドサービス（SaaS型）」の提供を開始したと発表した。ＭＲ活動をオールインワンで支援できることをコンセプトに、販売情報提供活動ガイドライン準拠のＭＲ教育からＡＩ解析技術による理想的なコンテンツレコメンドを伴うプレゼンまでフルカバーする。新時代のＭＲ活動に必要な機能を優れたＵＩを活用し、急速に変化するＭＲ活動に展開可能とした。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、これに伴うＭＲへの訪問自粛要請など、医師との面談機会の減少や、医師のニーズが掴みにくいなどの課題解決策が求められている。また、ニューノーマル時代に合わせた効果的なＭＲ教育に対する要望なども寄せられている。こうした課題に同社は、Interactive-Proクラウドサービス(SaaS型)の機能例を提案している。

例えば、医師との面談機会の減少や医療現場のニーズ把握に対しては、「ドクターニーズに対して“ＡＩ音声レコメンド検索”で即座に的確なコンテンツを検索する」ことを提案。ＭＲ教育については、「ＡＩを活用した“アウトプット教育”でリモート環境でも効果的な説明ができるＭＲ教育の実現する」と強調した。このほか、膨大な量のコンテンツ管理や有効活用については、「“ＡＩ音声レコメンドプレゼンテーション” で医師が本当に必要な情報を即座に提供」できるとした。さらに、販売情報提供活動ガイドラインへの対応でも、“資材利用許諾” を使い、個々人の学習レベルにあわせて資材利用が可能となるほか、“必須スライド機能” と“発話ログ”を使い、リアルな活動を可視化することもできる。 “資材承認情報連携” で確実な利用可能コンテンツ管理も実現する。

同社は、クラウドサービスの導入により、開発や導入期間、コストを大幅に削減できると指摘しており、“データ利活用”のマーケティングへＤＸを速やかに推進できると説明している。