東和薬品 社内のニトロソアミン対策「みらい事業推進室」で一括管理 他社協業でR&D本部に部署新設
公開日時 2026/03/03 04:51
東和薬品は3月2日、社内のニトロソアミン混入対策を一括して所管する「みらい事業推進室」を新設すると発表した。これまで全社で部署ごとにプロジェクトベースで対応してきたニトロソアミン混入対策を新設部門で一括管理する。また、他社とのライセンスなど協業案件に対応する「エクスターナル・イノベーション部」をR&D本部に新設する。いずれも4月1日付。
同社は、これまでニトロソアミン混入対策は原薬事業本部などプロジェクトベースで対応してきたが、今後は新設する「みらい事業推進室」に案件を集中させ、ニトロソアミン混入対策のプロジェクト管理や、研究および実用化に向けた技術開発を通じた事業化の推進を図る。なお、今回の組織変更に伴い、原薬事業本部にあった「プロジェクト・マネジメント部」の機能を「みらい事業推進室」へ移管。さらに、「ニューマテリアルズ部」と「フォーミュレーション部」の機能を、「みらい事業推進室」の「リサーチ&イノベーション部」に移す。これにより「みらい事業推進室」は、「プロジェクト・マネジメント部」および「リサーチ&イノベーション部」の二部構成となる。
◎他社との協業案件に対応で新たに「エクスターナル・イノベーション部」を新設
一方、他社との協業案件に対応するため、R&D本部内に新たに「エクスターナル・イノベーション部」を設置する。すでに同社は大塚製薬と“特許満了医薬品の安定供給エコシステム”構築に向けた協業体制の構築を今年1月に発表している。今後も他社とのライセンスを含む協業体制の構築に向けた交渉などをメインで行う部署が必要との判断から、エクスターナル・イノベーション部を新設することになった。なお、これに伴い医薬ビジネス本部にあった「委託管理部」の機能をエクスターナル・イノベーション部へ移管。また、「委受託渉外部」の機能を、「経営戦略本部 経営戦略部」および「経営戦略本部 SCM部」へそれぞれ移管し、医薬ビジネス本部は廃止するとした。
◎全社的なDX推進 「事業推進統括部」を「DX推進統括部」に名称変更
このほか、全社的にDXを推進する観点から、「事業推進統括部」を「DX推進統括部」に名称を変更。生産本部の「生産企画部」が担っている工場のDX化促進業務と、3工場の「管理部」が担っているシステム企画・開発・保守・運用に関する業務を集約管理するため、それぞれの機能を新設する「工場システム管理部」へ移管する。