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アクセリード mRNA医薬品製造工場を南相馬に建設へ  原薬製造から製剤までワンストップ

公開日時 2021/05/28 04:50
アクセリードは5月27日のオンライン会見で、同社とアークトゥルス社が共同で設立した合弁会社のARCALIS(アルカリス)が福島県南相馬市にメッセンジャーRNA医薬品製造拠点を建設すると発表した。2023年より受託製造事業を開始する。会見で藤澤朋行代表取締役社長は、「原薬から製剤まで一貫して受託できる製造会社はないと考えている。原薬製造から製剤まで行うワンストップ型の製造工場を建設することで、世界初の事業を展開しようと考えている」と意気込んだ。

工場は、南相馬市内の工業団地の3区画、計2.3ヘクタールの敷地内に建設予定。まず原薬製造施設(延べ面積7000㎡)を建設し、その後に製剤棟(1万4000㎡)、研究棟(4500㎡)、物流施設(3250㎡)の建設を行っていく。原薬製造施設の着工は2022年1月、稼働開始は23年4月頃の計画で、遅くとも2025年中には原薬製造から製剤製造まで一気通貫で事業を行う体制を整えるという。

◎アークトゥルス社のメッセンジャーRNA原薬製造技術を技術移管


メッセンジャーRNA医薬品をめぐっては、原薬の製造が技術的に難しいため、大量生産が可能な技術をもつ企業は世界でも数社に限られているのが現状で、国内ではまだ生産体制が確立されていない。このためアルカリス社では、アークトゥルス社が保有するメッセンジャーRNA原薬製造技術を日本に技術移管することで、原薬を安定的に生産し、国内における生産体制を実現したい考え。

◎藤澤社長「高い可能性を肌で感じている」

藤澤社長は、「メッセンジャーRNA医薬品の応用範囲は広い。抗体医薬などバイオ医薬品がメッセンジャーRNAタイプに置き換わるなど、多くの医薬品が今後実用化段階に入ってくると予想しており、高い可能性を肌で感じている」と強調。「高品質なメッセンジャーRNA医薬品の安定的に製造供給することで、今後のメッセンジャーRNA医薬品の拡大をサポートしていく」と意気込んだ。

アークトゥルス社は、臨床試験段階にあるメッセンジャーRNA医薬品候補を有するメッセンジャーRNA医薬品開発企業。現在、同社が日本国外で開発中の新型コロナウイルスに対するメッセンジャーRNAワクチン・ARCT-021は、現在使用されているものとは異なり、1回接種かつ冷蔵保存可能な自己複製型RNAワクチンとなる予定。
 
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