KMバイオ 10月1日「インフルエンザ予防啓発の日」を記念日登録
公開日時 2025/10/01 04:49

KMバイオロジクスは10月1日を「インフルエンザ予防啓発の日」として新たに記念日登録したと発表した。インフルエンザの流行が本格化するシーズンを前に、ワクチン接種などの対策を呼び掛けることで予防意識を高めてもらうことが狙い。ワクチンメーカーが率先して予防啓発を行うことで、社会全体の健康意識の向上やインフルエンザの感染拡大、重症化リスクの低減を目指す。同記念日は9月4日、一般社団法人日本記念日協会に認定登録された。(写真提供:KMバイオロジクス)
インフルエンザをめぐっては、定点当たりの患者報告数が昨季(2024~25年)、感染症法にもとづく現行の報告体制となった1999年以降で最多を記録した。一方でワクチンの使用量はコロナ禍の2020年をピークに年々減少しており、今後の発生動向の推移が注目されている。
◎QuizKnock伊沢拓司さんと予防啓発
同社では9月27日、本社を置く熊本県のイオンモール熊本で、記念日の制定に合わせたイベントを開催。人気クイズプレーヤーの伊沢拓司さんとともに、インフルエンザの症状や予防方法、ワクチンの製造方法などに関するクイズやゲームを通じ、予防の大切さを啓発した。同社によると、買い物に訪れた親子連れら約200人が参加した。
同社では、「記念日の制定を機に、ワクチン接種だけではなく、インフルエンザに対する様々な予防策についての情報発信に力を入れていきたい」とコメントしている。