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オルガノン日本法人 MSDから分社・独立 社長に櫻井亮太氏

公開日時 2021/06/04 04:50
オルガノン日本法人は6月3日、米メルク日本法人のMSDから同日付で独立したと発表した。日本法人の社長には、MSDでワクチンビジネスユニットワクチン事業部長などを歴任した櫻井亮太氏が就任した。日本では、ウィメンズヘルスのほか、皮膚疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、中枢神経系疾患などの領域で20製品を取り扱う。

オルガノンの米国本社が2日(米国東部時間)付でメルクから分社され、3日にニューヨーク証券取引所に上場した。オルガノンは世界140か国以上で展開。売上は約65億ドルあり、この8割近くを米国以外の地域から得ている。21年をベースに毎年1ケタ台前半の有機的成長を見込んでいる。研究開発の理念は、「女性がその最善の毎日を過ごせるようヘルスケアの課題における幅広い選択肢を見出し、開発し、提供すること」だとしている。

◎10月までに製造販売承認を承継 情報活動の体制、「柔軟に考える」

日本では20製品の製造販売承認の承継を、10月までに段階的に行う。現時点では喘息薬シングレアを承継した。同社日本法人によると、同社社員約10人が特約店や医療機関への情報活動を行うが、今後の体制については、「柔軟に考える」としている。

◎将来はバイオシミラーも提供

櫻井社長は独立にあたりコメントを発表した。「当社はウィメンズヘルスに注力するグローバルヘルスケア企業Organon & Co.の日本法人として出発した」とした上で、「私たちの使命は、人々がより健やかな毎日を送ることができるように、価値ある医薬品とソリューションをお届けすることだ」とコメントした。日本でのビジネスに関しては、「ウィメンズヘルスと長期ブランド製品群、将来はバイオシミラー製品の提供を通じて、社会全体を明るく、豊かなものにしていく」と抱負を述べた。

メルクは20年2月に、分社化してウィメンズヘルスやバイオシミラーのリーディングカンパニーを目指す新会社を設立する方針を示すとともに、メルク本体はオンコロジー、ワクチン、病院製品、主要な糖尿病治療薬、動物用医薬品を扱う研究開発主導型バイオ医薬品のトップ企業を目指すと表明した。この分社して設立した新会社がオルガノンとなる。選択と集中をより徹底することで、「結果として、より迅速な成長が期待でき、全てのステークホルダーに、より大きな価値を提供することができる」と意義を説明していた。

メルクは09年にシェリング・プラウと経営統合したが、シェリング・プラウは07年にウィメンズヘルスなどに強みを持つオルガノン・バイオサイエンス社を当時110億ユーロ(約144億ドル)で買収した。今回、ウィメンズヘルス領域などでリーディングカンパニーを目指すこともあり、「オルガノン」との社名を復活させた。

オルガノン日本法人の取扱製品は以下の通り。

【ウィメンズヘルス領域】 不妊症治療薬ガニレスト、経口避妊剤マーベロン、骨粗しょう症治療薬フォサマック

 【呼吸器・皮膚領域】 喘息治療薬シングレア/アズマネックス/ナゾネックス、抗アレルギー剤デザレックス、男性型脱毛症用薬プロペシア

 【循環器領域】 脂質異常症治療薬ゼチーア/アトーゼット/ロスーゼット/リポバス、高血圧治療薬プレミネント/ニューロタン/レニベース、抗不整脈薬ベプリコール

 【中枢神経系領域】 抗うつ剤レスリン/レメロン/テトラミド、抗パーキンソン剤メネシット
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