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大日本住友製薬 商標出願した「オンラインMR」の名称 アステラスと共同使用 「iMR」の呼称変更

公開日時 2021/06/16 04:51
大日本住友製薬は6月15日、同社が商標出願した「オンラインMR」の名称について、アステラス製薬と共同使用すると発表した。これに伴い、同社のオンライン専任MR「iMR」の名称を「大日本住友 オンラインMR」に変更することも公表した。新型コロナの感染拡大に伴い、Web会議システムを活用したMR活動に取り組む製薬企業が増えている。アステラス製薬も「アステラス オンラインMR」の導入を同日発表した。今後は両社が協力して「オンラインMR」の定義や認知度向上、医療従事者への理解などの活動も行っていく考えだ。

大日本住友製薬は20年6月に、デジタル技術を介した新たなコミュニケーションチャネルとして、チャットボットで予約可能なオンライン専任MR「iMR」を配置した。当初は、3人の専任MRを置き、非定型抗精神病薬ラツーダ、抗精神病剤ロナセンテープなどの精神科領域の製品に関する情報提供を行ってきた。

同社は営業・マーケティング部門のデジタル化に早くから取り組んでおり、その実績も蓄積されている。全国の各エリアに配属されたMRも、リアル活動とリモートを活用したハイブリッド化も進んでいる。さらに、VR(バーチャルリアリティ)を使った顧客体験(患者体験)を活かす活動なども行っており、この分野でのデジタル活用を含むDX化についてはトップグループに位置づけられる企業だ。

◎オンラインMRを糖尿病領域にも拡大へ

「オンラインMR」についても、これまでの精神科領域の製品に加えて、今後は糖尿病領域の製品に関する情報提供も開始するとしており、オンラインによる医療関係者とのコミュニケーションのさらなる充実を図る予定だ。同社としては、MRのハイブリット化に加えてオンラインMRを浸透させることで、医療関係者のニーズに応じた、医薬品の適正使用推進のための情報提供活動に努めたい考えだ。


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