HAEの患者支援エコシステム実現
武田薬品レアディジーズビジネスユニット(RDBU) ヘッド 濱村 美砂子 氏
公開日時 2021/07/01 00:00
AI受診相談・問診などIT企業と協業武田薬品レアディジーズビジネスユニット(RDBU)の濱村美砂子ヘッドは本誌とのインタビューに応じ、希少疾患患者の早期診断をデジタルで支援するエコシステムの実現に注力する方針を明らかにした。遺伝性血管性浮腫(HAE)は、診断率約20%、初発から診断まで平均13.8年を要すという。濱村ヘッドは、患者の早期診断を支援するためには、希少疾患コンサルト、AI問診サポート、AI受診相談といった各段階をIT企業と協業することで新たなエコシステムを形成・構築する必要があると指摘。この取り組みに強い意欲を示した。一方でRDBUのMR活動については、「医療の世界もデジタル化が進んでいくと思うので、それに見合うレベル感や価値観を持ったMRが重要になる。デジタルとの融合性の高いチ...