自社品以外に担当してみたい製品が「ある」と答えたＭＲは43人で、全回答者の50.5％と過半数を占めた。担当してみたい製品を疾患領域別にみると、がん領域が最多となり、12年の調査開始以来のトップを維持した。「患者や社会に大きく貢献できる」、「医療関係者や患者さんから最も求められる製品のひとつ」など患者や医師からより求められる製品を扱ってみたいとの考えが多く見られた。また、今回は自己免疫疾患に用いるJAK阻害薬も人気で、同阻害薬を現在扱っている複数のＭＲが競合品を手がけてみたいとの意向を示した。売りなれている領域だからこそ、他社品のポンテシャルの高さに惹かれたようだ。（神尾裕）ＭＲ意識調査恒例の「自社品以外で担当してみたい製品」を今回も聞いたところ、「ある」と答えた割合は３年ぶりに高水準となった...