製薬各社別影響率 長期収載品、G1品の影響度強まる
2022年度薬価改定
公開日時 2022/04/01 00:00
革新的新薬モデルへの転換必至ミクス編集部は製薬各社(有効回答54社)に、2022年度薬価改定の影響を調査した。21年4月からの影響率ではエーザイが「9%台半ば」、大日本住友製薬が「約8%台半ば」と回答。主力品の特許切れがあった企業に加え、長期収載品比率の高い企業や、G1品目が主力品の企業で影響度が大きい結果となった。一方で、革新的新薬が主力品である企業は、内資・外資や企業規模によらず、影響度が低い傾向がみられた。政府は、革新的新薬を評価する一方で、長期収載品に依存するビジネスモデルからの脱却の方向性を掲げているが、体現する結果となった。エーザイ「9%台半ば」、大日本住友製薬「約8%台半ば」21年4月を起点にした改定影響率をみると、エーザイは「9%台半ば」と回答した。新薬創出等加算品目が7成分...