オプジーボの胃がん1次治療 医師の8割超が処方増意向
費用対効果などから患者像の具体化が必要
公開日時 2022/10/01 00:00
2021年11月、治癒切除不能な進行・再発胃がんの1次治療に免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボ(一般名:ニボルマブ)が化学療法との併用療法により適応追加された。これまで1次治療で推奨されてきた化学療法レジメンはHER2陰性の場合、S-1またはカペシタビン+シスプラチンまたはオキサリプラチン、FOLFOXが軸となっていたが、ここに3次治療で承認されていたオプジーボの上乗せ効果が認められたかたちである。オプジーボと化学療法の1次治療ではCPS(CombinedPositiveScore:全腫瘍細胞数中のPD-L1を発現した腫瘍細胞および免疫細胞の割合)の程度を問わず投与可能だが、現場の医師はオプジーボをどのように処方しているのだろうか。医療情報サイトを運営するケアネットの登録医師のうち同剤の...