国内申請数は79 多くが23年に登場
世界初のRSVワクチン エンハーツのHER2低発現乳がんなど
公開日時 2023/01/01 00:00
ミクス編集部が製薬企業71社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、22年12月16日時点で申請中のプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で79品目となった。世界初のRSウイルスワクチンや、治療選択肢が限られている膿疱性乾癬に対する生物製剤などの国内申請を確認。申請数最多のがん領域では、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)・エンハーツで新たな患者カテゴリーとなる“HER2低発現”乳がんの適応追加や、免疫療法薬・イミフィンジの胆道がんの適応追加に注目が集まりそうだ。(神尾裕)製薬各社の公表資料やアンケート調査などをもとに、国内P2以降の開発品約800品目を集計した。新薬の審査期間中央値は約10か月のため、現在の申請品の多くが23年中に承認されるとみられる。申請品全体...