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オリヅルセラピューティクスとアクセリードDDP  iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業

公開日時 2023/03/13 04:50
オリヅルセラピューティクスとアクセリードDDP(Axcelead Drug Discovery Partners)は3月10日、iPS細胞に関連する創薬支援サービスで協業すると発表した。両社はいずれも湘南ヘルスイノベーションパークを拠点としており、オリヅルセラピューティクスの研究者がアクセリードDDPの研究施設で分化誘導を行うことで、未分化 iPS細胞の分化誘導から分化細胞を用いた実験、データ取得までシームレスに創薬支援を実施する。利便性が高く、スピーディーなサービスを提供することでカスタマーの創薬研究の確度向上に貢献する。

オリヅルセラピューティクスは2021年4月に京都大学イノベーションキャピタルにより設立された。細胞移植による再生医療等製品の開発や、iPS細胞関連技術を利活用した創薬研究支援、再生医療研究基盤整備を通じて再生医療等製品および革新的なiPS細胞関連技術の社会実装を推進する。一方、アクセリードDDPは、2017年7月に武田薬品の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した国内初の創薬ソリューションプロバイダー。

今回の協業についてオリヅルセラピューティクスの野中健史社長は、「当社が有する多様な iPS細胞の分化誘導技術とアクセリードDDP が強みとする細胞を用いた薬剤スクリーニングの技術基盤が連携することで創薬研究支援が更に加速されることを期待している」と強調。アクセリードDDPの池浦義典社長は、「オリヅルセラピューティクスの強みである iPS細胞に関連する技術力と当社がこれまで蓄積してきた創薬にかかる知識・経験を融合することで、新しい創薬支援サービスを展開できることを嬉しく思う」とコメントした。

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