日本はカルチャーに合致した独自の道を切り開く必要がある
武田薬品 リサーチ&デベロップメント プレジデント アンドリュー・プランプ 氏
公開日時 2025/09/01 00:00
日本の創薬エコシステムの未来像を語るカギ握る“真のグローバル化”と“アントレプレナーシップの醸成”「日本はカルチャーに合致した独自の道を切り開く必要がある」――。武田薬品のリサーチ&デベロップメントのプレジデントを務めるアンドリュー・プランプ氏はこう強調する。日本の創薬力低下が指摘されるなかで、“効率性”を意識した他国とは異なる日本の強みを生かしたエコシステムを構築する必要性を強調する。カギを握るのは、真のグローバル化とアントレプレナーシップの醸成だと指摘する。「日本は、ヘルスケアイノベーションにおいて世界的なプレーヤーになる大きなポテンシャルがある」と話すプランプ氏に、日本の創薬環境をめぐる課題と、描く未来の絵姿を語...