MRチャネルの完全統一・その6(エピローグ)
公開日時 2023/04/01 00:00
(株)オフィス・ミヤジン代表取締役髙野病院(東京都大田区) 内科部長宮本研今月のポイント▼公的なMRチャネルの完全統一から3年後に開催された架空カンファレンスを、当テーマのエピローグとして記す。▼窮屈かつ自由度の低いMRモデルを強いられる現況においては、公的介入を少なからず想定しておく必要がある。▼MR数が4万人台へ戻っていく過程で、国民へデータ価値を提供できない営業モデルは大きなリスクになる。3周年記念カンファレンスで特別シンポジウムの司会を朝から務めている高槻亮平氏は、デジタル庁への出向期間が残すところ半年を切り、『MRチャネルの公的アカウント付与の諸課題と成果』を総括するために、有識者たちと向かい合っていた。聴講席では兄の浩介氏と、航空業界のキャリアを登り続ける姉が並んで座り...