VeevaJapan株式会社Principal,BusinessConsulting関博一製薬企業にとって、情報提供を通じて顧客である医療従事者の認識・行動に影響を与えることは簡単ではない。昨今の環境変化により情報提供のチャネルは多様化する一方、顧客との接点は制限され、「顧客を変える」ことの難易度はさらに高まっているといえる。顧客を一番理解しているのは現場のＭＲであるが、チャネルのオーケストレーションをＭＲに任せるだけでは変化を起こすのはますます難しいだろう。今回は、組織としてチャネルオーケストレーションを仕組み化するアプローチについてご紹介したい。前回は、顧客ニーズに応えるためのコンテンツ制作アプローチについてご紹介した。顧客ニーズをふまえペルソナごとに作成されたカスタマージャーニーに沿っ...