製薬業界のなかで、性的マイノリティを支援する「LGBTQフレンドリー」な企業が増えている。ミクス編集部が調べたところ、職場における性的マイノリティへの取り組みの評価を示す「PRIDE指標2023」で最高位の「Gold」を18社が受賞した。臨床試験参加者の同意説明文書のテンプレートについて、性的マイノリティに配慮した改訂をしたり、就職時のエントリーシートの性別欄に男女以外の項目を設けるよう配慮したりといった先駆的な取り組みを行う企業も出てきた。（岡山友美）11月７日、都内で開かれた性的マイノリティの職場環境改善に向けたカンファレンスで、「PRIDE指標2023」※１の認定企業の結果発表が行われた。８回目となる23年、製薬業界では最高位となる「Gold」を18社が受賞。前年よりも指標のハードルが...