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Pharma Ally Japan 初の対面イベントを開催 ブロックで未来を可視化し、多様性の輪を社会へ波及

公開日時 2026/06/24 04:52
武田薬品など製薬・医療機器企業9社で構成されるPharma Ally Japan(PAJ)は、性的マイノリティの人びとが自分らしく働ける職場・社会の実現に向けた活動を活発化させている。6月のプライドマンスに合わせて初めて実施された対面イベントでは、レゴブロックを用いて意思決定や合意形成の質を高める「レゴシリアスプレイ」で、それぞれが実現したい未来を表現した。参加者は、PAJの活動をLGBTQ+当事者が抱える困難や障壁の解消につなげ、「医療が当たり前に受けられる世界ができたらいい」などと作品に思いを込めた。

イベントは6月5日に、メンバー同士の交流を深め、PAJのこれまでの成果とこれから変えていく未来を可視化する目的で行われた。会場の武田薬品グローバル本社には、PAJを構成する9社から45人が集結した。

◎レゴブロックで自己紹介と未来を表現

イベントではまず全体を8チームに分け、自己紹介を兼ねたブロック制作を実施。参加者はヘリコプターを模した作品で「視座を高く持ち、変化する時代を敏感に感じながら前に前に進んでいきたい」と説明したり、高く積み上げたブロックで「新しいことや高いところに登るのが好きだという自分を表現した」と述べたりして、それぞれの作品に込めた意味を解説した。

続いて、「5年後にPAJがあったからこそ社会に影響を与えたものは何か」をテーマに、チームごとに一つの作品を作り上げた。ブロックで壁を作り、性的マイノリティ当事者が医療機関を受診する際の「障壁」を表現したチームは、PAJ9社のカラーを用いた橋を架け、「私たち9社が一致団結し、光を照らして障壁を壊す。当事者の方が医療にアクセスできる世界を目指したい」と発表。PAJが世界を丸く囲むイメージを投影したチームは、「PAJが世界を前向きに進化させる原動力となって、日本から世界に広げたい。誰もが当たり前に手にする幸せや医療が、当たり前に受けられる世界ができたらいい」と願いを込めた。

◎Tokyo Prideで6社合同企画を実施 多様性の色を発信

PAJは、6月6日・7日に行われたTokyo Pride 2026でも合同企画を行った。PAJ9社のうちブース出展した6社をまわり、多様性を表す6色(赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫)の意味を学ぶシールラリーを実施。白・ピンク・水色・茶色・黒の5色を加えた「プログレス・プライド・フラッグ」の意味にもあわせて触れてもらった。パレードでは企業間で連携して行進行列を組み、へルスケア業界を挙げたアピールを行った。

PAJは製薬・医療機器企業の従業員リソースグループ(ERG)によるネットワーク。2020年に日本イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、ノバルティス ファーマ、武田薬品の4社で発足後、ヴィーブヘルスケア、ブリストル・マイヤーズ スクイブ、ファイザーが参加。26年に中外製薬とメドトロニックが加入し、現在9社で月に一回の勉強会や、年に1~2回の全体イベントなど、企業横断的な活動を展開している。
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