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KDDIやメディセオなど6社 荷物の格納可能なドローンポートを用いた医薬品授受管理の実証を実施

公開日時 2024/02/28 04:50

KDDIやメディセオなど6社は2月27日、荷物の格納が可能なドローンポートを活用した医薬品授受管理の実証を東京都江東区豊洲で実施したと発表した。実証期間中に病院関係者約40人がドローンポートを用いた医薬品輸送を体験。「ドローンポートを省スペース化して病院の屋上など院内に設置してほしい」といったコメントが出るなど、課題や期待を把握できたとしている。

本実証では、荷物の格納が可能なドローンポートを用いた離着陸場所を医療機関に隣接した場所に構築し、ドローンによる医薬品輸送サービスに求められる離着陸時の安全確保や、配送物の授受管理の利便性について検証した。具体的には、荷物を積んだドローンが幅1.5m×奥行1.5mのドローンポートに着陸(写真)し、荷物を切り離して離陸すると、荷物が自動で格納される。そうすると荷物到着メールが送信され、荷物受領メールに記載された暗証番号をポートのタッチパネルで入力すると、取り出し口が開錠され、荷物を受け取れるとの流れとなる。実証は2月13日から22日の平日の日中に実施した。

実証期間中、東京都病院薬剤師会会長で聖路加国際病院薬剤部部長の後藤一美氏らが体験。後藤氏は、「医薬品を受け取るだけではなく、病院からの発送も可能になれば、薬の返品もできるのに加え、緊急時の病院間での医薬品の融通も期待できる」、「ドローンポートを利用し夜間にも医薬品の配送が可能になると、病院および医薬品卸会社の双方で人員が少ない時間帯の省人化につながる」と将来の医薬品物流の進展にますます期待が高まったとコメントした。

今後の社会実装に向けては、▽設置場所に適したサイズのドローンポートが求められていること、▽ドローンポートとドローン間のシステム連携が必要であること、▽高精度な着陸やより多くのペイロード(総重量)を運搬できるドローンが求められていること――などの課題や期待を確認したという。6社は、「本実証で把握した課題・ニーズを汲み取り、将来の都内における医薬品輸送サービスの実現を目指していく」としている。

今回の実証実験は、東京都が公募した「ドローン物流サービスの社会実装促進に係る実証プロジェクト」に選定されたもの。代表事業者はKDDIで、メディセオ、KDDIスマートドローン、日本航空、東日本旅客鉄道、ウェザーニューズ――の6社で実施する。

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