将来の可能性を摘み取らない寄り添い方を 軟骨無形成症を個性に多くの挑戦
プロダンサー・俳優 DAIKI さん
公開日時 2024/07/01 00:00
「『DAIKIができるなら自分にもできる』と勇気を与えることができる存在になりたい」―。DAIKIさんは、そう言って少しはにかんだ。低身長などが特徴の難病・軟骨無形成症を抱えながら、ダンサーや俳優として活躍している。同疾患の特性上、身体的な制約は少なくないが、幼少期からスポーツに力を入れ、保健体育の教員免許も取得するなど常に挑戦を続けてきた。だからこそ医療従事者に伝えたいのは、患者の将来の芽を摘み取らないでほしいということ。身体的な制約や合併症のリスクなどによって、できないことにばかり注意を向けるのではなく、どうすればできるのか一緒に考えてほしいと願う。(岡山友美)〔略歴〕DAIKI(だいき)SOCIALWORKEEERZ代表。1994年、神奈川県生まれ30歳。軟骨無形成症を抱えるプロダンサ...